トマトジュースで作るカクテルのおすすめ
トマトというと、夏野菜の代表と思われがちですが、今や一年通して収穫可能で世界中に沢山の種類があるトマトは実は真夏が旬ではないのはご存知でしょうか?
あえて旬とすると日本では日光をたくさん浴び、乾燥した気候により糖度をあげ栄養価も高くなるのは春から初夏、秋頃です。
冒頭の通りトマトの種類は非常に多く、大きさや形から赤色以外に黄色や緑、黒色やゼブラ柄など、また味も酸味があるものからフルーツのような甘いものまで沢山あります。 そんなトマトは加工品としてジュースやソースなど、利用方法も豊富な食材。
今回はそんなトマトジュースを使ったカクテルをスタンダードなものから少し変わった、スパイシーなものや、ノンアルコールカクテルまで、おすすめをご紹介します!
スタンダードなカクテル
スタンダードと呼ばれるトマトジュースを使ったカクテルは数多くあり、好きな方や好みによってはそのカクテルにウスターソースやタバスコ、ブラックペッパーやレモン果汁でアクセントを、つけて楽しむ方もいる程、多種多様なカクテル。 今回はその中でも特におすすめのトマトジュースカクテルをご紹介します。
基本のレシピはお酒のベース1に対してトマトジュース3を基準にお好みで変えると良いと思います。*ビールベース以外。
レッドアイ
ビールと割ったシンプルなカクテルのレッドアイはビールの苦味やアルコールも抑えられてちょっとビールが苦味でも飲みやすいカクテルです。 好みでレモンを絞ると更にサッパリとします。 分量はビール、トマトジュース共に同量を半分ずつ入れて軽く混ぜるのが一般的なレシピです。
下の動画でもレッドアイの作り方・解説をしています。詳しいことを知りたい方は是非ご覧ください。
ブラッディ・マリー(メアリー)
"血まみれメアリー"という異名を持つこのカクテルはウォッカがベースのカクテル。由来は諸説ありますが、これから紹介するブラッディ・サムに対してつけられたとも言われています。 こちらもウォッカをベースにトマトジュースで割るというシンプルなレシピ。また、レモン以外にセロリやキュウリを飾りとして添える所もあります。
ブラッディ・シーザー
先ほどのブラッディメアリーのトマトジュースをアサリやハマグリのエキスが入ったトマトジュース「クラマト」に変えたカクテル。 好みやレシピによってはウスターソース、タバスコ、塩コショウなども使用するまるでスープのようなカクテルです。
ストローハット
ブラッディメアリーがウォッカにトマトジュースならこちらはテキーラにトマトジュースの組み合わせのカクテル。
一般的に無味無臭(アルコール臭以外)とされているウォッカと違い、独特な香りと味を持ち合わせているテキーラ。トマトジュースで割ることで深く、複雑で独特な味わいはクセになる一杯。こちらもお好みでレモンを添えて。
レッドバード
レッドアイはアルコールを抑えたのに対し、レッドバードはレッドアイにウォッカを加えてアルコールを上げたカクテル。レッドアイは好きだけど、物足りない方におすすめの上級者向けカクテル。
ブラッディ・サム
ブラッディメアリーのウォッカをジンに変えたこのカクテルはその昔、ニューヨークで禁酒法時代にブラッディメアリーの代わりに隠れて売っていたとされているカクテル。名前のサムもアメリカ人の名前によく使われている事からその名が付いたとも…。ジンの特徴的な香りとトマトジュースがマッチしたカクテル、こちらもジンをベースにトマトジュースで割ったもの。
番外編とおすすめノンアルコールカクテル
- フレーバードウォッカを使う
一般的にアルコール臭以外無味無臭とされているウォッカですが、中にはフレーバーとして果実や香草、スパイスが入ったウォッカがありその中でおすすめをいくつかご紹介します。
アブソリュートウォッカ
スウェーデンに本社をおくプレミアムウォッカのブランド、アブソリュートウォッカにはスタンダードのウォッカのほかにいくつもフレーバードウォッカがあり、その中でもトマトジュースに相性が良いのはこちら
スパイシーで独特の香りと味わいのアブソリュートウォッカ・ペッパーは2種類のハラペーニョ(赤、青唐辛子)から抽出した香料を使用。 こちらのウォッカにトマトジュースで割るだけで、ちょっと刺激的な大人の味わいのブラッディメアリーに。
更にウスターソースやブラックペッパー、タバスコで味わいは複雑になります。
スカイウォッカ
鮮やかなブルーのボトルが特徴のスカイウオツカは独自の温度調整法と4回蒸留3回濾過によるクリアな味わいのアメリカ、サンフランシスコ生まれのプレミアムウォッカ。 スカイウォッカにもフレーバードウォッカが存在し、特におすすめはこちら
スカイウォッカ・インフュージョンズ・シトラスは柑橘系とも相性の良いシトラス風味のウォッカ。 こちらも同様にトマトジュースやまた、上級者向けのカクテル、レッドバードに入るウォッカとしても。シトラスの爽やかさが際立つ一杯に。
こちらもおすすめです。
ノンアルコールカクテル
トマトジュースのノンアルコールカクテルもしくはバージン(ノンアルコールの意)メアリーと調べると多いのが、トマトジュースにウスターソース、タバスコとレモン果汁で味付けするというレシピが多くありましたが、苦手な方もいると思います。 私がおすすめするノンアルコールのカクテルはそんな方にも飲みやすくレシピも簡単。
それはトマトジュースにオレンジジュースを割っただけというシンプルなカクテル。 分量は同量を半分ずつ入れて混ぜるだけ、これだけで急に複雑な味わいのカクテルに変わります。 アクセントで少量レモン果汁を入れても美味しいです。
こちらの記事でもトマトジュースを使ったノンアルコールが紹介されていましたのでこちらもご参考にして頂ければと思います。
まとめ
無限に種類があると言われているカクテル。トマトジュースを使ったカクテルもこの記事でご紹介した以外にも沢山あり、ベースもウィスキーやブランデーなど、またノンアルコールカクテルもオリジナルレシピなど含めれば無数にあります。
特に今回はその中でも代表的とされている一例のご紹介なので、トマト、トマトジュース好きな方や興味がある方のきっかけと、ご参考になればと思います。
ではまた
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
知ってほしいテキーラの正しい飲み方と楽しみ方
メキシコの特産酒であり、ジンやウォッカ、ラム酒と並んで4大スピリッツの一つでもある、個性豊かなテキーラ。
そんなテキーラに…
どんなイメージがあるでしょうか?
きっとアルコール度数が強く、ショットで飲むイメージがある人も少なくないと思います。 実際、メキシコではテキーラをショットで一気に口にし、ライムをかじり、最後に塩を舐めるという口の中でカクテルを作って楽しむ飲み方があります。
ただそれも正しい知識と理解が無いと、その場はいいかもしれませんが、悪酔いし、さいあくアルコール中毒になりかねません。
今回はそんなテキーラの正しい知識と ショット以外にも楽しめるおすすめやカクテルをご紹介します。
そもそもテキーラとは?
1968年のメキシコオリンピックにより世界的に広まったテキーラは竜舌蘭(ヒガンバナ科)というサボテンと同じ多肉植物の一種を原料とし、その竜舌蘭の茎を発酵し蒸留して造られたもので、独特の香りとまろやかな風味が特徴です。
※メキシコでは竜舌蘭をアガベと呼ばれています。
テキーラ(スペイン語: Tequila)とは、メキシコ国内のハリスコ州とその周辺で、アガベ・テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスル(Agave Tequilana Weber Variedad Azul:アガベ・テキラーナ・ウェーバー・ブルーは同じ)と呼ばれる竜舌蘭(Agave, アガベ/アガヴェ)から造られる蒸留酒。メスカルの一種であり、正確にはメスカル・デ・テキーラ(mezcal de tequila)
出典-ウィキペディア
テキーラの種類
テキーラの中に透明なものからウィスキーのような琥珀色のものもありますが、蒸留後に移すタンクや樽によるもので、熟成期間によっても違いがあります。
テキーラ・ブランコもしくはホワイト(シルバー)テキーラ
ステンレスタンクに短期貯蔵後、加水して調整した無色透明のテキーラ。 シャープな香りともっともテキーラらしい特徴があり、カクテルにも最適。
テキーラ・レポサドもしくはゴールドテキーラ
オーク樽に移され2ヶ月以上樽熟成されたものでほのかな樽の香りとやや黄色みがかったテキーラ。
テキーラ・アネホ
オーク樽に一年以上熟成されたもので、樽の香りとテキーラの特徴でもある個性的な香りもよりまろやかになり風味の良い。
※上記のテキーラはご参考にと紹介した一部であり、産地、メーカー共に様々なテキーラがあります。その一つ一つに個性と楽しみ方があるので気になった方は是非いろいろ探してみて頂ければと思います。
おすすめのカクテル
高級テキーラといわれるものもあり香りや味わいを楽しむために、ワイングラスなどの口のひろいグラスでゆっくり楽しむという飲み方もありますが、おすすめのカクテルでテキーラの印象も変わると思います。
マルガリータ
スタンダードカクテルのテキーラベースではもっとも有名なサッパリとしたショートカクテル。テキーラをベースにオレンジ風味のお酒とライムをシェイク、グラスのふちに塩を付け注がれるカクテルです。
ミドリマルガリータ
スタンダードのマルガリータに使われるオレンジ風味のお酒をメロンのお酒に変えたカクテルで、メロンの優しさ甘さがプラスされたなめらかで香りの良いカクテル。
マタドール
パイナップルジュースとライムで割ったカクテルでフルーツの酸味と甘さが口当たりを良くしたアルコール度数も抑えたカクテル。
テキーラサンライズ
メキシコの燃え上がる太陽をイメージしたというこのカクテルはテキーラをオレンジで割り、グレナデン(ザクロのシロップ)を沈めたマルガリータと共に有名なロングカクテル。
アイスブレーカー
グレープフルーツジュースにオレンジ風味のお酒が入りグレナデンを沈めたさっぱりとしたカクテル。
他にもトマトジュースで割ったストローハットやオレンジジュースが入ったブロードウェイ・サーストと刺激の強いものと相性が良いテキーラも実はフルーツ系などにも非常に相性がいいのもテキーラの特徴です。
まとめ
テキーラと聞くだけで、個性が強くショットでというイメージも強くありがちですが、実はゆっくりも楽しめ、またフルーツ系と合わせると急に親しみやすくなり、またそのイメージも変わると思います。
また飲む場所によってはショットでは提供されない事もあります。
少し趣向を変えてゆっくり楽しむというのをおすすめにご紹介しました。
またご参考になればと思います。
ではまた、
ありがとうございました。
【誕生石】カラーをカクテルで楽しむ
知っている方や気にしている方は、何となく同じ色や、石のアクセサリーなどを見つけたり好んだりしますよね。
今回は、普段のお祝いに自分のイメージに合った誕生石カラーののカクテルを、またお祝いの相手に送るオシャレなプレゼントとしてもおすすめのカクテルを1月からその誕生石と共に一例としてご紹介したいと思います。
誕生石に合うカクテル
今回ご紹介するカクテルは色に合わせてスタンダードと呼ばれるお店のなどのメニューにもあるカクテルをご紹介します。 色についてなのでオリジナルで作る際のご参考にもなればと思います。
1月
ガーネット 日本ではザクロ石とも呼ばれていますが、実は赤色以外にも種類があるガーネット。
スロージンフィズ
ジャックローズ
カシスソーダなど
2月
アメジスト 誠実の意があり、スミレ色、葡萄色と自然の紫色を秘めた淡い色の石。
3月
基本の青色には薄いものかから濃い青色まで様々ある海色の石。
ブルーハワイ
チャイナブルーなど
4月
ダイヤモンド 永遠の愛を象徴するダイヤモンド、基本的には無色の石。
5月
エメラルド こちらも色みは薄いものから濃い緑色とある幸運の石。
ミントフラッペ
シャルルジョルダン
シーオブラブなど
6月
ゴールデンキャデラック
マッドスライドなど。
7月
ルビー 最高級と呼ばれるルビーは深く濃い赤色。情熱の意を持つ石。
キスオブファイヤー
マンハッタン
スカーレットオハラなど
8月
ペリドット ライムやオリーブのような淡くも濃い緑色。
9月
誠実という意があるブルーの石。 薄いのから濃いものまであります。
10月
オパール 遊色効果という半透明から白色の中に虹色のような様々な色を散りばめたような石。
11月
トパーズ、シトリン どちらも友情という意があり薄いイエローから琥珀色。
ベリーニ
バンブー
ミモザなど
12月
トルコ石 不透明なブルーの、トルコ石はターコイズとも呼ばれる成功を、意とする石。
ホライズン
ブルーハワイなど
フローズンブルーマルガリータなど
まとめ
ここでご紹介したのは色合いとイメージの一例で、カクテルの好みは様々でそれぞれ違うもの。あくまでこちらは参考に、自分に合った色やベースを探して頂ければと思います。
たまにはこんなオシャレなお祝いも良いですよね!
自分に、また相手のお祝いに色で選ぶカクテルを…
ではまた、
ありがとうございました。
気づけば…なんとか50記事書けました。
ブログを始めて2ヶ月とちょっと…ゆっくりではありましたが、50記事を越えてました。
正直、後半の記事のほとんどが私の好きなお酒ネタばかりでしたが、アクセス数を見るとそれでも観覧してくださる方がいるのをみて本当に感謝しかありません。
また読者登録やコメントをくださる方もいらっしゃったのが本当に嬉しくて…こんな初心者ブログでも読んで頂き本当にありがとうございます。
正直何か変わったかと言うと…
ブログを書く事に集中していましたが、あくまで読んでほしい、読んでもらえるようなを基本に、よくある起承転結の構成を心がけておこなっていましたが、変化と言われるとイマイチ、ピンと来てないのが現状です。
2ヶ月でのアクセス数…約1000
1日の平均アクセス数…10〜20
一日の最高アクセス数…60
2ヶ月での収益…¥525
と、他の方に比べたら圧倒的に少ない数値なのかもしれませんが、全く知らないところから始めた事を考えたらそれでも読んでくださる方がいると言う驚きでしかなかったと思えば、50記事までの成果とも言えると思いましたがその反面、最終目標が明確になって来た分、まだまだ足りないところが多く勉強不足なところやもっと読みやすい構成を考えるなど、課題の方が山積みで50記事程度では…とも思いました。
今後を考える
商業的なブログを書いていない私ですが、それでも収益につながるならと色々模索している最中で、もっと必要となるSEO対策やライティング能力、SNSの活用やアフィリエイト、アドセンスなど、とにかくこれからもやれる事はなんでもやっていこうと思いつつもあくまで
好きな事を書く
という所だけは曲げずに書いていき、共有、共感してもらえるような記事作成を心がけていこうと思います。
私なりのまとめ
今、同じぐらいに始めたブロガー様達をみると記事のネタや構成、またアクセス数など、自分の足りなさを本当に痛感します。
ただ、私は私の色を貫きながらゆっくりと自分のペースを保つ事がなによりの継続の力だと思い、これからも自分のペースでブログを書こうと思います。
これからもよろしくお願い致します。
ではまた、
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
イケメンと恋を助けるモヒートの楽しみ方
気温が暖かくなるにつれてあちこちで冷やし中華はじめました!と同じように色々な場所でメニューに登場するモヒートは旬のフレッシュなミントとライムがアクセントのラムベースのカクテル。
レシピも場所によって色々あり、他にフルーツやオシャレなデコレーションで飾られるものと見かけるようになったこのモヒートのご紹介と、恋をも助ける⁈というネタと一緒にミントが苦手な方や飲めない方でも楽しめるというお話をします。
ヘミングウェイが愛した【モヒート】とは?
「老人と海」や「日はまた昇る」などの小説でノーベル文学賞を受賞したアメリカの小説家で詩人のアーネスト・ミラー・ヘミングウェイが愛したと言われているモヒートは1890年代のキューバ生まれのカクテル。
基本的にはラム酒にミントとライム、シロップ(もしくは砂糖)を潰し入れクラッシュアイスにソーダで割ったシンプルなレシピのカクテルで甘酸っぱいライムとミントの爽やかさが口当たりを良くさせ、スッキリと楽しめるのが特徴です。
*砂糖の代わりに黒糖を使った場所もあり、まろやかなコクが更に美味しくなります。
年代でもわかるように古くから存在するカクテルで、古臭いイメージのカクテルでしたが、ここ数年で改めてオシャレで飲みやすいカクテルとして人気が上がっています。
恋を助けるモヒート
少し前になりますが、ラム酒の銘柄であるバカルディの海外CMの動画が好きでよく観ているのですが、バーテンダーのちょっとした行動と、クールながらも粋なDJの選曲でその場を楽しめなくなってしまった男女が"きっかけ"を機に改めて楽しいひと時になるというもので、なんともオシャレなCMなのでご紹介したいと思います。 もし宜しければご覧ください。
バーテンダーが爽やかなイケメンなのと、なんともオシャレとしか言いようがない場所。
まず有り得ない設定ですが、見入ってしまう事、間違い無し!とこれなら飲めない方でも楽しめると思いご紹介しました。
まとめ
動画の最中にもありましたが、お酒はあくまで楽しくも、たしなむ程度でおさえてスマートに飲むものだと思います。
お酒は色々と問題の種となりがちですが、せっかくですから楽しい空間や時間をつくるための数ある中の1つのアイテムとしてあってほしいですよね。
それをふまえた上で夏などにおすすめのモヒートのご紹介でした。
またご参考になれば幸いです。
ではまた、
最後まで読んで頂きありがとうございました。
カクテル王様、女王に欠かせない【ベルモット】とは?
マティーニ、マンハッタンなど、スタンダードカクテルには欠かせないベルモットというお酒は単品でも美味しいフレーバードワイン。
今回はカクテル以外でも楽しめるベルモットの種類とおすすめをご紹介します。
脇役にされがちなベルモットは癒し系の食前酒
イタリア、フランスが発祥のフレーバードワインのベルモットは、日本では甘味果実酒として扱われており、冒頭でも書きましたが、カクテルに使われる事の多いお酒。
主は食前酒として飲まれ、その味はホッと疲れを癒してくれるようでスッキリ、まったりしたい時にはおすすめの癒し系のお酒です。
また、料理酒としても使えるなど、ベルモットはカクテルと共に非常に優秀な脇役だけに、カクテルの主ベースではない為、どんな味なのかそもそもベルモットとは?と知らない方も少なくないと思います。
ベルモットとは?
白ワインをベースにブランデーを加えて補強し、数多くの香草の風味を加えたフレーバードワインの一種。イタリア北部のトリノを中心としたピエモンテ地方が代表的な産地ですが、現在ではフランス、スペインをはじめ、世界各国でつくられています。 ベルモットに使用されている植物は、アンジェリカ、ビターオレンジの皮、肉桂、丁字、コリアンダーなど20〜40種以上ですが、それらの配合は各社の秘密になっています。 食前酒として、またカクテル(マティーニ、ハーフ&ハーフなど)にと幅広く使われています。
出典-お酒・飲料大辞典
となっており、ワインではなく分類的にはリキュールの扱いになります。
ベルモットの主な種類
ベルモットにもいくつか種類があり各メーカー、カクテルの用途によっても様々です。
ドライ・ベルモット
白ワインにブランデーを加えて補強し香りを付けたもので、糖分は少なく無色に近い色をしている辛口です。 ノイリー・プラットが有名な銘柄でカクテルにも多くの場所で重宝されています。
スイート・ベルモット
イタリアン・ベルモットとも言われる甘口のスイートベルモットは糖分を加えカラメルで色が濃く、ハーブの風味もやや強めです。 チンザノやマルティーニが有名でカクテルの女王、マンハッタンに使われるのもこのスイートベルモットです。
*イタリアでは通称ロッソ(Rosso)と呼ばれ、着色をしない黄金色の方をビアンコ(Bianco)と呼ばれています。
おすすめ
おすすめの飲み方ですが、もちろんカクテルとしてではなく、ストレートや氷を入れたロックで。
また、ドライ、スイートとどちらも軽めにレモンやオレンジを搾っていれるかまたはピール(皮)だけでもアクセントとなりスッキリとします。
*ソーダでハーフ&ハーフ程度でわると更に飲みやすくなります。
またドライ、スイート以外のおすすめはこちら
チンザノのベルモット"オランチョ"です。
白ワインをベースにオレンジの天然フレーバーを加えたフルーティーなベルモットです。 イメージとするとドライとスイートの中間のようなバランスの良いベルモットで、こちらもストレートやロックはもちろんソーダやオレンジジュースで割るのもおすすめです。
まとめ
欠かせない存在と言う意味であえて"脇役"という表現を使いましたが、そこにとどまらない程、単体でも楽しめるベルモット。
その独特のハーブの香りと口当たりの良さでホッと一息つける癒しの存在としておすすめというご紹介でした。 機会がありましたらご参考にと思います。
ではまた、
ありがとうございました。
ペルーの代表的なお酒【ピスコ】の楽しみ方
果実を原料に蒸留して作られるブランデーの種類にピスコと呼ばれるペルー原産のブランデーがあります。
あまり馴染みのない名前ではありますが、知れば一度は飲みたくなるピスコの魅力と美味しいおすすめの飲み方をご紹介します。
ピスコとは?
ピスコとは南米ペルーの代表的なお酒で主にピスコ、イカ地域を中心に造られており、他の蒸留酒、ブランデーとは原料が異なり、ピスコ用のペルー原産のブドウ(ビティス・ビニフェラ・Lのブドウ種)を使用します。
果汁には水を加えず、直接蒸留を行うという独特の造り方で、色は透明、もしくは淡い琥珀色で豊かで芳醇な口当たりとかすかな芳香が特徴です。
ペルーとチリのピスコ
実はチリにもピスコというお酒が存在し、ピスコの定義について争いがあったそうです。
ペルーとチリの間で、ピスコの定義を巡って争いがある。しかし正式には、ピスコはペルーにあるピスコ地方で栽培されたブドウを伝統製法で作られたものをのみピスコと呼ばれている。
出典-ウィキペディア
チリとペルーではその製法も異なり定義についても記述がありましたが、それ以上に実は、チリはブランドではなく質を重視したペルー産ピスコ最大輸入国でもあり、チリ人もペルー産ピスコの質を認めているところもあり、ピスコ愛と言う意味ではどちらも引けを取らないと思います。
ピスコの種類
造る工程の中に熟成というものがなく基本的には無色透明のホワイトリカーとも呼べるピスコですが、熟成を行わないかわりに使用されるブドウの量やまたその製造方法の違いによって大きく4つの種類に分ける事ができ、それぞれ特徴があります。
アチョラード (Acholado)
様々な品種をブレンドして造られたピスコ
アロマティコ (Aromatico)
1種類のアロマティック品種で造られたピスコ
モスト・ベルデ (Mosto verde)
発酵途中のブドウ果汁を蒸留使用して造られるピスコ *ベルデ(熟していない)
プーロ (Puro)
1種類の品種で造られるピスコ
おすすめの飲み方
ストレートや氷を入れてロックでピスコそのものの味を楽しむのもおすすめですが、アルコール度数が42度あるので更におすすめなのがピスコをベースにつくるカクテルです。
ピスコサワー
世界的にも有名なカクテルで、芳醇な香りはそのままに、柑橘系の酸味をアクセントに飲みやすさとまろやかさが特徴のカクテルです。
ピスコ
ライムもしくはレモン果汁
シロップ
卵白
アンゴスチュラビター(お好みで)
シナモンパウダー
チルカノ
ピスコのジンジャーエール割りのチルカノは更にスッキリと楽しめるカクテル。女性のみならず男性にもおすすめのカクテルです。
ピスコ
レモン果汁
アンゴスチュラビター(お好みで)
まとめ
ペルー料理は日本でも人気がてできているジャンル。
合わせて飲んでみたいペルーのお酒ピスコのご紹介でした。
ではまた、
ありがとうございました。