知っておきたい【シャンパン】の知識と楽しみ方
先日、BARへ飲みに行った時のお話なのですが…若いカップル?が私の席の近くで飲んでいて…。
きっと彼の方はカッコいい所を彼女に見せたかったのでしょう。
彼氏「ドンペリある?」
と聞き、シャンパンを注文しようとしていた時の事。
やや大きめの声が、やや小さめのお店には響いたのか、周りのお客さんも少し反応していたようにみえました。
残念ながらドンペリは置いてなかった為、スタッフの方に
彼氏「他にシャンパンは?」
と彼。
続けて彼女が
彼女「モエかヴーヴは飲み飽きた」
と説明。
確認したスタッフがペリエ・ジュエ ベル・エポックか…サロンならと…言っていたのを、近くで聞こえた私は…えっ?と驚きましたが、それ以上に驚いたのが…。
2人「サロン?有名?ペリエ?水?」
という会話…。
更に
彼氏「じゃあ美味しい方で!どうせ ドンペリより安いんでしょ?」と…
スタッフの方も少々困っていたので、意を決して、私が
私「サロン置いてあるなんて、お祝い用なの?さすがに10万円じゃ飲ませてもらえないよね?」
とスタッフの方へある意味フォロー。
その会話を聞いたカップルが驚きと共にすかさずペリエの値段をスタッフの方に小声で聞いてそちらを選択されていました。
普段、独りで静かに飲むのが好きな私は、人様の会話に入ったり、いちゃもんつけたり、ましてや介入など絶対しませんし誰が何を好きに飲もうが勝手だとも思っています。
ただ余りにも複雑な雰囲気の場をなんとかしなければ私自身がゆっくり楽しめないと思って、気づいたら行動していたというお話なんですが、今日はそんなドンペリとシャンパンの事を少しご紹介します。
シャンパンとは?
シャンパンとはフランスのシャンパーニュ地方で造られるスパークリングワインの事です。
定められた製造方法と規定にそったものでないとシャンパンとは呼べず、それ以外はスパークリングワインと総称されるほどシャンパンは非常に上品なお酒。
コルクを開けた時の音が淑女のため息と例えられていたりします。
そんな上品で気品なシャンパンは人の個人差で感じ方は違いますが、どれも間違いなく美味しいもの。
感じ方が人それぞれなだけでありそれだけ伝統あり製造と規定を、くぐりぬけたシャンパン自体に美味しい美味しくないはないとおもいます。
私が言いたい事。
冒頭の話に戻りますが、私が思う所…
無知は恥ではないが、知ったかはダメ
という事。
カッコイイ所見せたい気持ちは私にもよくわかりましたが、それならばもうワンランク上を調べましょうという事ですね。
ネームバリューの問題もありますが、ヴーヴ・クリコもモエ・シャンドンも素晴らしいシャンパン。 当然、ドン・ペリニヨンも。
ただ名前が有名なだけに他のシャンパンを知らない、飲んだ事がないという方が多く。 きっとあの2人もどこかで飲んだ知識だけできてしまった結果、恥をかくはめになったんだと思います。
まとめ
純粋にそのお酒を楽しんで頂ければ嬉しいと思いますが、ドンペリ=高級酒の代名詞というイメージがあまりにも強く、他にたくさんの価値あるものがやや薄く感じたりし、また今回のような場合、知らずに頼んで大変な事に!という事も無いとは言いきれません。
一番は相場がわかっていても、無くても、値段は聞くという事が一番いいと思います。
また値段聞くのはカッコ悪いと思うなら前日にお店にこっそり聞いてみるなら当日スマートな対応ができるかもしれませんね。
楽しいひと時が過ごせれば一番なによりですよね。
少しでも参考になればと思います。
ではまた、
ありがとうございました。