瓶がなる木???カルヴァドスの魅力
1948年に公開された「凱旋門」というアメリカ映画をご存知でしょうか?
数々の賞にノミネートされ世界中のファンを虜にさせた伝説の大女優イングリッド・バーグマン出演の映画です。
その作品の中で「カルヴァドス」という名前のお酒が出てきます。
そこからカルヴァドスを飲むファンも多かったようで…
今回は男性のみならず、女性にもオススメなこのお酒のご紹介と少し疑問に思ったあるカルヴァドスの謎が解けたので合わせてご紹介します。
カルヴァドスとは?
以前、少しご紹介した事のあるブランデーの1つですが、一般的にブランデーというとぶどうがベースに対してカルヴァドスはりんごを原料に造られたブランデーの事で、フランスのノルマンディー地方で基準をパスしたものだけにこのカルヴァドスという名前が付き、それ以外のりんごのブランデーはアップル・ブランデーと言います。
特徴とオススメ
一般的に言われるブランデーに比べてアップルブランデーはほのかに感じる甘みと酸味、広がるフルーティーな香りが特徴です。
ウィスキー同様、蒸留酒なのでアルコール度数も高い為、好きな方はストレートや氷を入れたロックがオススメ。 苦手な方は水やソーダで割っても。
ただ私のオススメはカルヴァドスをベースにつくるジャックローズというショートカクテル。
カルヴァドスにライムジュースと少量のザクロシロップであるグレナデンが 入る事により、口当たりも柔らかく中口で飲みやすくなるので、女性だけでなく、男性にもオススメのカクテルです。
自分で買って飲むよりはBARなどで飲みたいお酒の1つです。
どうやって入った?
ここで、数あるカルヴァドスの中になんとも不思議なものがあったので、ご紹介します。
それが、こちらです。
何種類かあるそうなんですが、丸ごと大きなりんごが一個瓶の中に入っているこのカルヴァドス。
口の細さからみてもどうやって入っているのかわからず、調べてみました。
実はこのカルヴァドス、りんごがまだ実になってまもない時に瓶を差し込み、瓶の中でりんごを育てるというもの。
知った時には、なるほどなという関心と何より発想に驚きましたね(笑)
想像すると瓶がなっている木がなんとも異様なイメージとりんごの成長によっては良し悪しもあるのでは?という新たな疑問もありましたが、何よりもりんごの上品な香りが更に強く感じる事ができる一本。
癒しや穏やかになれるという意味では香りを楽しめるお酒だと思います。
まとめ
カルヴァドスの魅力は何よりも香るにあると思います。
実は種類も豊富でありつつも需要と共に減少しつつもある種類のお酒です。
機会があればふれて頂きたいカルヴァドスのご紹介でした。
ご興味があった方の少しでも参考になればと思います。
ではまた。
ありがとうございました。