歴史好きの本屋さんに聞いた30代から読みたいおすすめ本3選!
本屋さんおすすめ、30代から読みたい歴史本3選!
最近では電子書籍で本を読まれる方も多い中、それでも本にこだわっている本屋さんにおすすめの本をうかがったら、全て歴史の本だったのでおすすめ歴史本として3冊ご紹介します。
歴史の本というと…
まず習うであろう学生時代。教科書の歴史は、ただ起こったという事実だけが書き並べてあるため、その背景に登場する人物の詳細を汲み取ることが難しいものですよね。
そういう意味で、好きな方は特にですが、人物や時代背景を抜粋して小説や漫画、あるいはドラマやアニメを通じて更に詳細を調べたりすると、その物語を再構築する上で人物の性格やセリフや描写、視点は作家や著者によって様々あり、それも歴史モノの魅力の一つとなります。
今回ご紹介するのも少し変わった視点から読める歴史として面白いモノばかりなのでご参考になればと思います。
おすすめ3選
幕末を背景に…
新撰組についての題材は沢山あり、それを妖怪研究家であり百鬼夜行シリーズなど妖怪小説作家としても有名な京極夏彦が新撰組、副長・土方歳三の視点からどう汲み取るのかというところで気になる一冊。
どの視点から見るかによって映り方が変わって見えるのは歴史小説の魅力の一つなので闇にも近い部分を抜粋したとも言える新撰組、土方歳三物語とその分厚い小説も京極夏彦作品の特徴です。
出典元-ウィキペディア
映画でも話題になった
2017年12月に公開された日中合作映画
「空海-ku-kai-美しき王妃の謎」の原作「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(夢枕獏 著)の話から空海、最澄についてならこちらもと、おすすめされたのがこちら。
平安新仏教の代表ともいえる2人の天才、最澄と空海。 804年、同時に中国に渡った二人はまったく違う性質をもつ仏教を学び帰ってきます。
日本仏教の要である、比叡山延暦寺の開祖である最澄と弘法大師の名の空海。
日本史上、 比類ない天才である、最澄と空海、ふたりの比較、生き様を華麗で繊細に、 そして豪快に描かれた人間ドラマを描いた漫画。
美麗で繊細な表現力と衝撃的で豪快な画で描かれるおかざき真里作品という形で心を揺さぶられる一冊。
三国志といえば劉備ですが…
三国志というと蜀の劉備が主人公で、悪が曹操という背景が多い中、曹操を主人公にした新しい三国志。
三国の統一に向けて権力の座へ駆け上がっていく、魏の武帝・曹操を主人公に四天王をはじめとする熱き魏の武将、董卓、劉備、孫権ほか数々の宿敵。 曹操からの視点という新しい三国志の世界を描いた英雄物語の長編大作。
こちらも「阿吽」同様、漫画なので物語としても入りやすい一冊です。
ちなみに私も全巻制覇しており三国志がよくわからなかった私でも非常に入りやすい漫画なのでおすすめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本来、よくある形の背景や人物像をその物語から少し視点を変えた新しい形での歴史にも触れられそれぞれに魅力を兼ね備えている本としておすすめしてもらい、ご紹介しました。
歴史ものは少し苦手という方でも入りやすい漫画という形から広辞苑並みに分厚い小説と様々ですが、少しでも興味ひかれるものがあればご参考にと思います。
また、電子書籍もとても良いと思いますが、たまには気分転換に図書館や本屋さんへ行って新しい発見を見つけるのもいいですよね。
ではまた、最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。