【誕生石】カラーをカクテルで楽しむ
知っている方や気にしている方は、何となく同じ色や、石のアクセサリーなどを見つけたり好んだりしますよね。
今回は、普段のお祝いに自分のイメージに合った誕生石カラーののカクテルを、またお祝いの相手に送るオシャレなプレゼントとしてもおすすめのカクテルを1月からその誕生石と共に一例としてご紹介したいと思います。
誕生石に合うカクテル
今回ご紹介するカクテルは色に合わせてスタンダードと呼ばれるお店のなどのメニューにもあるカクテルをご紹介します。 色についてなのでオリジナルで作る際のご参考にもなればと思います。
1月
ガーネット 日本ではザクロ石とも呼ばれていますが、実は赤色以外にも種類があるガーネット。
スロージンフィズ
ジャックローズ
カシスソーダなど
2月
アメジスト 誠実の意があり、スミレ色、葡萄色と自然の紫色を秘めた淡い色の石。
3月
基本の青色には薄いものかから濃い青色まで様々ある海色の石。
ブルーハワイ
チャイナブルーなど
4月
ダイヤモンド 永遠の愛を象徴するダイヤモンド、基本的には無色の石。
5月
エメラルド こちらも色みは薄いものから濃い緑色とある幸運の石。
ミントフラッペ
シャルルジョルダン
シーオブラブなど
6月
ゴールデンキャデラック
マッドスライドなど。
7月
ルビー 最高級と呼ばれるルビーは深く濃い赤色。情熱の意を持つ石。
キスオブファイヤー
マンハッタン
スカーレットオハラなど
8月
ペリドット ライムやオリーブのような淡くも濃い緑色。
9月
誠実という意があるブルーの石。 薄いのから濃いものまであります。
10月
オパール 遊色効果という半透明から白色の中に虹色のような様々な色を散りばめたような石。
11月
トパーズ、シトリン どちらも友情という意があり薄いイエローから琥珀色。
ベリーニ
バンブー
ミモザなど
12月
トルコ石 不透明なブルーの、トルコ石はターコイズとも呼ばれる成功を、意とする石。
ホライズン
ブルーハワイなど
フローズンブルーマルガリータなど
まとめ
ここでご紹介したのは色合いとイメージの一例で、カクテルの好みは様々でそれぞれ違うもの。あくまでこちらは参考に、自分に合った色やベースを探して頂ければと思います。
たまにはこんなオシャレなお祝いも良いですよね!
自分に、また相手のお祝いに色で選ぶカクテルを…
ではまた、
ありがとうございました。
イケメンと恋を助けるモヒートの楽しみ方
気温が暖かくなるにつれてあちこちで冷やし中華はじめました!と同じように色々な場所でメニューに登場するモヒートは旬のフレッシュなミントとライムがアクセントのラムベースのカクテル。
レシピも場所によって色々あり、他にフルーツやオシャレなデコレーションで飾られるものと見かけるようになったこのモヒートのご紹介と、恋をも助ける⁈というネタと一緒にミントが苦手な方や飲めない方でも楽しめるというお話をします。
ヘミングウェイが愛した【モヒート】とは?
「老人と海」や「日はまた昇る」などの小説でノーベル文学賞を受賞したアメリカの小説家で詩人のアーネスト・ミラー・ヘミングウェイが愛したと言われているモヒートは1890年代のキューバ生まれのカクテル。
基本的にはラム酒にミントとライム、シロップ(もしくは砂糖)を潰し入れクラッシュアイスにソーダで割ったシンプルなレシピのカクテルで甘酸っぱいライムとミントの爽やかさが口当たりを良くさせ、スッキリと楽しめるのが特徴です。
*砂糖の代わりに黒糖を使った場所もあり、まろやかなコクが更に美味しくなります。
年代でもわかるように古くから存在するカクテルで、古臭いイメージのカクテルでしたが、ここ数年で改めてオシャレで飲みやすいカクテルとして人気が上がっています。
恋を助けるモヒート
少し前になりますが、ラム酒の銘柄であるバカルディの海外CMの動画が好きでよく観ているのですが、バーテンダーのちょっとした行動と、クールながらも粋なDJの選曲でその場を楽しめなくなってしまった男女が"きっかけ"を機に改めて楽しいひと時になるというもので、なんともオシャレなCMなのでご紹介したいと思います。 もし宜しければご覧ください。
バーテンダーが爽やかなイケメンなのと、なんともオシャレとしか言いようがない場所。
まず有り得ない設定ですが、見入ってしまう事、間違い無し!とこれなら飲めない方でも楽しめると思いご紹介しました。
まとめ
動画の最中にもありましたが、お酒はあくまで楽しくも、たしなむ程度でおさえてスマートに飲むものだと思います。
お酒は色々と問題の種となりがちですが、せっかくですから楽しい空間や時間をつくるための数ある中の1つのアイテムとしてあってほしいですよね。
それをふまえた上で夏などにおすすめのモヒートのご紹介でした。
またご参考になれば幸いです。
ではまた、
最後まで読んで頂きありがとうございました。
カクテル王様、女王に欠かせない【ベルモット】とは?
マティーニ、マンハッタンなど、スタンダードカクテルには欠かせないベルモットというお酒は単品でも美味しいフレーバードワイン。
今回はカクテル以外でも楽しめるベルモットの種類とおすすめをご紹介します。
脇役にされがちなベルモットは癒し系の食前酒
イタリア、フランスが発祥のフレーバードワインのベルモットは、日本では甘味果実酒として扱われており、冒頭でも書きましたが、カクテルに使われる事の多いお酒。
主は食前酒として飲まれ、その味はホッと疲れを癒してくれるようでスッキリ、まったりしたい時にはおすすめの癒し系のお酒です。
また、料理酒としても使えるなど、ベルモットはカクテルと共に非常に優秀な脇役だけに、カクテルの主ベースではない為、どんな味なのかそもそもベルモットとは?と知らない方も少なくないと思います。
ベルモットとは?
白ワインをベースにブランデーを加えて補強し、数多くの香草の風味を加えたフレーバードワインの一種。イタリア北部のトリノを中心としたピエモンテ地方が代表的な産地ですが、現在ではフランス、スペインをはじめ、世界各国でつくられています。 ベルモットに使用されている植物は、アンジェリカ、ビターオレンジの皮、肉桂、丁字、コリアンダーなど20〜40種以上ですが、それらの配合は各社の秘密になっています。 食前酒として、またカクテル(マティーニ、ハーフ&ハーフなど)にと幅広く使われています。
出典-お酒・飲料大辞典
となっており、ワインではなく分類的にはリキュールの扱いになります。
ベルモットの主な種類
ベルモットにもいくつか種類があり各メーカー、カクテルの用途によっても様々です。
ドライ・ベルモット
白ワインにブランデーを加えて補強し香りを付けたもので、糖分は少なく無色に近い色をしている辛口です。 ノイリー・プラットが有名な銘柄でカクテルにも多くの場所で重宝されています。
スイート・ベルモット
イタリアン・ベルモットとも言われる甘口のスイートベルモットは糖分を加えカラメルで色が濃く、ハーブの風味もやや強めです。 チンザノやマルティーニが有名でカクテルの女王、マンハッタンに使われるのもこのスイートベルモットです。
*イタリアでは通称ロッソ(Rosso)と呼ばれ、着色をしない黄金色の方をビアンコ(Bianco)と呼ばれています。
おすすめ
おすすめの飲み方ですが、もちろんカクテルとしてではなく、ストレートや氷を入れたロックで。
また、ドライ、スイートとどちらも軽めにレモンやオレンジを搾っていれるかまたはピール(皮)だけでもアクセントとなりスッキリとします。
*ソーダでハーフ&ハーフ程度でわると更に飲みやすくなります。
またドライ、スイート以外のおすすめはこちら
チンザノのベルモット"オランチョ"です。
白ワインをベースにオレンジの天然フレーバーを加えたフルーティーなベルモットです。 イメージとするとドライとスイートの中間のようなバランスの良いベルモットで、こちらもストレートやロックはもちろんソーダやオレンジジュースで割るのもおすすめです。
まとめ
欠かせない存在と言う意味であえて"脇役"という表現を使いましたが、そこにとどまらない程、単体でも楽しめるベルモット。
その独特のハーブの香りと口当たりの良さでホッと一息つける癒しの存在としておすすめというご紹介でした。 機会がありましたらご参考にと思います。
ではまた、
ありがとうございました。
ペルーの代表的なお酒【ピスコ】の楽しみ方
果実を原料に蒸留して作られるブランデーの種類にピスコと呼ばれるペルー原産のブランデーがあります。
あまり馴染みのない名前ではありますが、知れば一度は飲みたくなるピスコの魅力と美味しいおすすめの飲み方をご紹介します。
ピスコとは?
ピスコとは南米ペルーの代表的なお酒で主にピスコ、イカ地域を中心に造られており、他の蒸留酒、ブランデーとは原料が異なり、ピスコ用のペルー原産のブドウ(ビティス・ビニフェラ・Lのブドウ種)を使用します。
果汁には水を加えず、直接蒸留を行うという独特の造り方で、色は透明、もしくは淡い琥珀色で豊かで芳醇な口当たりとかすかな芳香が特徴です。
ペルーとチリのピスコ
実はチリにもピスコというお酒が存在し、ピスコの定義について争いがあったそうです。
ペルーとチリの間で、ピスコの定義を巡って争いがある。しかし正式には、ピスコはペルーにあるピスコ地方で栽培されたブドウを伝統製法で作られたものをのみピスコと呼ばれている。
出典-ウィキペディア
チリとペルーではその製法も異なり定義についても記述がありましたが、それ以上に実は、チリはブランドではなく質を重視したペルー産ピスコ最大輸入国でもあり、チリ人もペルー産ピスコの質を認めているところもあり、ピスコ愛と言う意味ではどちらも引けを取らないと思います。
ピスコの種類
造る工程の中に熟成というものがなく基本的には無色透明のホワイトリカーとも呼べるピスコですが、熟成を行わないかわりに使用されるブドウの量やまたその製造方法の違いによって大きく4つの種類に分ける事ができ、それぞれ特徴があります。
アチョラード (Acholado)
様々な品種をブレンドして造られたピスコ
アロマティコ (Aromatico)
1種類のアロマティック品種で造られたピスコ
モスト・ベルデ (Mosto verde)
発酵途中のブドウ果汁を蒸留使用して造られるピスコ *ベルデ(熟していない)
プーロ (Puro)
1種類の品種で造られるピスコ
おすすめの飲み方
ストレートや氷を入れてロックでピスコそのものの味を楽しむのもおすすめですが、アルコール度数が42度あるので更におすすめなのがピスコをベースにつくるカクテルです。
ピスコサワー
世界的にも有名なカクテルで、芳醇な香りはそのままに、柑橘系の酸味をアクセントに飲みやすさとまろやかさが特徴のカクテルです。
ピスコ
ライムもしくはレモン果汁
シロップ
卵白
アンゴスチュラビター(お好みで)
シナモンパウダー
チルカノ
ピスコのジンジャーエール割りのチルカノは更にスッキリと楽しめるカクテル。女性のみならず男性にもおすすめのカクテルです。
ピスコ
レモン果汁
アンゴスチュラビター(お好みで)
まとめ
ペルー料理は日本でも人気がてできているジャンル。
合わせて飲んでみたいペルーのお酒ピスコのご紹介でした。
ではまた、
ありがとうございました。
いまさら聞けない【チューハイとサワー】の違いとは?
意外と知らないサワーの定義。
チューハイやサワーと言えば、居酒屋などの飲み屋さんの定番メニューや自宅で簡単に作れたり、またコンビニやスーパーでも、缶として販売されているなどその種類もたくさんあり、知っている方が大半だと思います。
そんなチューハイとサワーですが、違いは?と聞かれると、意外と知らない方もいるのではという事で今回、今更聞けないチューハイとサワーの違いと、実は勘違いしている方も多いサワーについてご紹介をします。
チューハイとは?
そもそもチューハイとは焼酎の「酎(チュー)」と、ハイボール(お酒をベースに炭酸やジュースで割ったカクテルの総称)の「ハイ」を組み合わせたものと言われいますが、チューハイに厳密な区分や法律上の規定がなく、焼酎やウオツカなど無色で香りのないお酒を果汁などと一緒に炭酸で割った飲み物のことをいいます。
お店やモノによっては〇〇ハイ、もしくは〇〇チューハイとあり、どちらも大きな違いがありません。
チューハイとサワーの違い
実は基本的には同じ扱いをされており場所によって、またメニューなど、独自の解釈で表示を、分けているところがありますが、チューハイだから、サワーだからという事はないです。
レモンハイを例にあげるとレモンハイは焼酎などのベースにレモンの果汁で割ったもの、サワーはそこに炭酸が入ったものなどと分けて表示しているところもありようですが、レモンハイでも炭酸が入っている事も当然あり、また市場で販売されているほとんどの缶のチューハイにも炭酸が入っています。
勘違いされやすいサワーとは?
そもそもサワーとは、
「サワー」の語源は、英語のサワー[sour]の酸味のある、酸っぱいという意味から、お酒をベースに、柑橘類などの酸味のある果汁(ライム、レモンなど)と、砂糖など甘みを加えて作るカクテルの一種の事を言います。
ここでわかるように実は、本来のサワーは焼酎にジュースと炭酸で割ったもを指す事では無いと言うことです。
居酒屋や飲み屋さんなどで使われているソーダを加えたサワーは日本のみでの名称で、居酒屋以外のBARや海外ではサワーは炭酸を使わない、カクテルに使われる名前の事を言います。
BARのメニューにサワーと付くカクテルがいくつかあるのを目にしますが、まず、焼酎ベースのものが出てくるわけでは無いのは覚えておくといいと思います。またカクテルによっては卵白が入っていたりと、どんなカクテルなのかも合わせてスタッフやバーテンダーに聞くのが間違いなく確実です。
ウィスキーサワー
ブランデーサワー
ピスコサワーなど…。
まとめ
意外と勘違いされやすい、チューハイやサワーという表記ですが、あいまいな分、知っている事で、少しでもお役に立てばと思いご紹介しました。
炭酸入ってる 、入っていない違いや、日本独自のサワーなど、まず何事も聞いてみるという事が一番間違いがない事だと思います。
ご参考になれば幸いです。
ではまた
ありがとうございました。
家飲みもグラスでオシャレに!至福の時間に使いたいおすすめのグラス
目でも楽しめるオシャレなグラスから少し変わったグラスのおすすめ
マイグラスで雰囲気を演出
お気に入りのグラスやマグカップってありますか?
きっと一つや二つあるとおもいます。 ただ、それも使い慣れたものや普段から使うものが多くつい"いつもの"になってしまいますよね。
いつものでも、もちろん良いのですが今回、その"いつもの"を少し変えて雰囲気と共にオシャレに、また友人や恋人、夫婦と特別な時間に、もちろん1人の家飲みも少しかえるきっかけが作れるアイテムとして、専用グラスのおすすめをご紹介します。
日本酒をワイングラスで⁈
海外でも人気の日本酒。
その日本酒をワイングラスで飲むというスタイルは和食のみならず、いろいろなシーンで飲まれています。その飲み方次第でグラスは変えるものですが、そのうちの一つとして冷たい日本酒に合うグラスをご紹介します。
それがこちら
rice wine grassです
有田焼をプロデュースする吉田 拓巳氏とMORIWAKI のコラボ作品。 有田焼の技術を独自にアレンジして、唯一の製造法にて誰にも真似できない形を作り出し、お米をイメージしたフォルムは日本酒の上品な香りが引き立つように設計されています。 わずか6mmの細さに挑戦し続け、有田焼の強度を兼ね備えた日本酒専用グラスです。
浮かび上がる富士山を眺めながら…
注ぐと底から浮かび上がる富士山。 江戸切子でも有名な田嶋硝子の富士山ロックグラスです。
ウィスキーやブランデーをロックはもちろん、ノンアルコールなど、色によっても写りが変わるそのデザインで雰囲気を演出するグラスとしておすすめです。
老舗ジュエリーブランドのグラスで乾杯を
言わずと知れたニューヨーク発のジュエリーブランドTIFFANY&Coのグラスです。 写真はタンブラーですが、ワインやシャンパングラスなど多種多様にあり好みや、またデザインも様々なので、記念日やお祝い、また贈り物としてもおすすめのグラスです。
漆×グラスの組み合わせ
九谷和グラスの接合技術による硝子×漆器・JAPANのコラボレーション。 「JAPAN Glass」は、お椀の生地づくりのろくろ技術により製作した脚部に伝統の越前塗りを施し、九谷焼磁器と江戸硝子を融合させた「九谷和グラス」の清峰堂の接合技術を応用して 硝子を組み合わせて完成させた、日本が誇る伝統技術の結晶ともいえるグラスです。脚部分の素材が天然木ならではの軽さと丈夫さ、手にしたときの心地よい温もり、漆や蒔絵、金箔など日本の職人技で仕上げた「JAPAN Glass」を末永くおたのしみください。
最近では漆を使ったグラスも多く、目をひくものが沢山あります。 日本酒のみならず、ワインやシャンパンなど洋酒にも華を添えるアイテムとしておすすめです。
番外編
先月、自分のマイグラスが欲しくなったのと興味があったので、陶芸の体験をおこなっている所へお邪魔して、先生に教わりながらぐい呑と徳利を作成したのが最近出来上がったとのことで早速取りに伺い、頂いてきたものをご紹介します。
本当に基礎となる部分と湯呑みの作り方を最初に教わってから自分の作りたいものを自由に作らせてもらえる体験でした。 指で少しずつ形を作り最後に簡単なデザインをつけて後はお願いしてから約1か月程度で完成したのがこちらです。
個人的にはよくできたのではないかなと満足して帰り、早速夜の晩酌に使用しました。
自分で作ったからこそ愛着もわき、少し日本酒も美味しく⁈感じました。
陶芸教室や体験またガラス工房など調べると全国各地で行われているようなので、地元の近場や旅行先でマイグラスを作ってみるのもおすすめです。
まとめ
俳優の山田孝之さんが立ち上げたブランドFORIEDGEの江戸ガラスのグラスやまた有名なバカラなど、他にもおすすめはありますが、その中でも今回はほんの一部の特に気になるおすすめをご紹介をしました。
雰囲気や気分がグラス一つで大きく変化するものではありませんが、どんなシーンにも少しのきっかけで華やかにまたリラックスできたりします。
"いつもの"からちょっと贅沢なひと時が過ごせる為の一つのアイテムとして専用のマイグラスや、ちょっと気を遣ったグラスのおすすめでした。
ご参考になればと思います。
ではまた、
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
オフィシャルにはない個性を味わうボトラーズブランドのシングルモルトウィスキー
"樽ごと買い付け"独自の瓶詰めとラベルのボトラーズブランド
ウィスキーファンのほとんどの方が好きなシングルモルトウィスキー。
シングルモルトとは?
一ヶ所のウイスキー蒸留所で造られたモルト(大麦麦芽)のみを原料に2〜3回単式蒸留機で蒸留(度数の高いお酒にする)してつくられるモルトウイスキーの複数の樽の原酒を混ぜて瓶詰めされたもの。
このシングルモルトには蒸留所が自社で販売しているオフィシャルボトルと専門業者によってモルト原酒の樽を買い付け商品企画に基づき、独自に熟成させ、瓶詰め、ラベルを貼って限定販売しているボトラーズブランドと呼ばれる商品があります。
オフィシャルボトルとは違ったまた個性的な味わいが楽しめるのが魅力のひとつで、今回このボトラーズブランドの代表的な会社とおすすめのボトラーズをご紹介します。
オフィシャルより多い⁈ボトラーズブランドとは?
シングルモルトについて、その流通はオフィシャルよりもボトラーズブランドの方が多く、蒸留所が自社で製造からボトルに瓶詰めまでの全行程をおこなっている蒸留所はごくわずかで、ボトラーズブランドの会社に任せる事でウイスキー造りに専念している事の方が一般的とされています。
またそのボトラーズのウイスキーは一種類あたりの商品本数が少ないのですが、オフィシャルとは違う熟成と販売をしているため、会社ごと個性的な味わいが楽しめます。
代表的なボトラーズブランド
ゴードン&マクファイル社
1895年、スコットランドのスペイサイドのエルギン市で高級食料品店として創業した老舗。80を超える蒸留所のシングルモルトを安定した高い品質で販売。
ウィリアム・ケイデンヘッド社
スコットランドのアバディーンで1842年に創業したスコットランド最古のボトラーズ。1972年にスプリングバンク蒸留所を所有するJ&Aミッチェル社が買収し、事業を継ぎました。高い品質を保っているボトラーズ。
シグナトリー社
1988年創業。上記の2社と共に1990年代のシングルモルトのブームを担ったユニークなボトルを販売する会社。ラベルに蒸留日や樽の種類など、細かいデータを記載しているのも特徴です。
おすすめボトラーズブランドウィスキー
上記のボトラーズブランド社もおすすめですが、その他数あるボトラーズブランドのウィスキーの中で、おすすめのウィスキーをご紹介します。
ブラックアダーロゥカスクシリーズ
ブラックアダーは1995年にザ・モルトウイスキーファイルの著者であるジョン・レイモンドとロビン・トゥチェクが創業したウイスキー専門のボトラーです。
・シングルカスク、無冷却濾過、無着色
創業当初から全て氷点下フィルターを使わず、カラメル着色も行わずにボトリングされ、ボトリング工程で失われる量は1%未満。これはスコットランドでも例外的な低さであり、樽の中の状態に極めて近いものであることを示しています。
ザ・シックス・アイルズ
スコットランドにある、ウイスキー生産をしている主要な6つの島々の蒸溜所のモルト・ウイスキーをヴァッティングしているウィスキー。
*蒸溜所名は明かされていません。
モルト・ウイスキーだけを混ぜ合わせているので、ブレンデッド・モルト・ウイスキーとなります。
・アイラ島 ・ジュラ島 ・スカイ島 ・マル島 ・オークニー島 ・アラン島
まとめ
オフィシャルのボトルとは違う個性が楽しめる分、比べながら飲むのも楽しみの一つだと思います。 やや、中級、上級者向けに思われますが、好みがオフィシャルよりも見つけやすいのもボトラーズの魅力、オフィシャルとは違った自分の好みの一本を見つけるきっかけにご参考になればと思います。
ではまた、
ありがとうございました。