お祝い、特別な日に飲みたい、贈りたいおすすめのお酒、他、5選
お祝いの祝杯や特別な日の乾杯に選ばれるお酒といえば…定番のワンランク上の有名銘柄のビールやワイン、シャンパンや日本酒など、好みも含めて様々ありますよね。
様々ながら定番として定着しているものも多いと思いますが、今回は少し定番から外れて、他とは違う、少し変わった趣向でのワンランク上のボトルを5本ご紹介します。
味はもちろん、ボトルのインパクトから仕様、由来など、特別な日を飾るアイテムとしておすすめです。
好みや場の雰囲気やマナーはあると思うのであくまで参考になればと思います。
おすすめボトル5選
まず最初のご紹介はこちら
海底で熟成されたワインSUBRINA
その名の通り海底で熟成されたワインです。
1916年に撃沈により沈んだシャンパンを積んだ船を1988年に引き上げ、そのシャンパンがいくつかの奇跡的な条件により非常に良い状態だった所から海底での熟成に挑戦したスパークリングワインやワインなどが多数ありこのSUBRINAもその一つ。
海底での熟成には酸味、タンニン(渋み)、糖度や果実味がしっかりした赤ワインが適していてこのワインもフルボディの南アフリカのCLOOFワイナリーのシラー種を使用。
シラー種は香りの高さ、色の濃さに温かみがあり、長熟で、個性的な品種。そのシラー種のフルボディを南伊豆沖の海に沈めたもの。
そしてボトルには様々な海のものが付着物として自然の中で付いている為、1本1本のボトルの具合が異なり、世界に1本だけの自然の装飾がついたボトルとなるので特別な日や贈り物におすすめです。
KENZO ESTATE(ケンゾーエステイト)のワイン
こちらもワインなのですが、アメリカ、ナパ・ヴァレーにあるワイナリーのオーナー辻本 憲三さんの世界最高峰のワインです。
この方をご存知の方も多いと思いますが、世界的に有名な格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズや、「モンスターハンター」、「バイオハザード」など数々のヒットゲームを生み出したCAPCOM(カプコン)の創業者であり会長の辻本さんがオーナーをされているワインです。
50代から始めたというワインはその情熱と信念をもとにカリスマ的な存在であった、ブドウ栽培家と醸造家とともに2008年に始まり、今、では7種類のワインを作っています。
赤では「紫鈴rindo」「明日香asuka」「藍ai」「紫murasaki」
白では「あさつゆasatsuyu」「夢久muku」
*あさつゆは世界ワインユーザーが決めるワインスタイルアワードで3年連続最高評価。
ロゼでは「結yui」
と、漢字を使いながらも英語でも発音しやすいものとして名付けられ、すべて直販ですが、日本国内でも東京、大阪、京都にある直営レストランの他、全国2000店のレストランで楽しめます。 最高峰と称されているワインをカプコンの話をネタに特別な日に飲んでみたいおすすめのワインです。
紅白が色鮮やかな日本酒「錦鯉」KOI
アルコール添加による調整や工程を一切おこなわない全量純米仕込みの酒蔵として有名な新潟市にある「今代司酒造」の純米酒。
味わいはふくよかな香りと豊かなコクが特徴。 冷やした状態はもちろん、常温から熱燗まで楽しめそうなのも特徴的です。
なによりもこの鮮やかながら繊細な紅白のボトルは新潟県の特産品でもある錦鯉がモチーフ。 「生きた宝石」とも称される程、海外でも人気が高い錦鯉をあしらったデザインは日本のグッドデザイン賞をはじめ、海外でも多数の賞を獲得している世界的にも称されている日本酒です。
縁起が良いとされている登る鯉と紅白がお祝いにはとても相性の良い一本としておすすめです。
希少な梅酒tete(テテ)ヴェネツィア
以前、別の記事でもご紹介した梅酒です。
九州の佐賀、福岡県にある五つの酒蔵と杜氏(日本酒造りの職人)が日本酒をベースに焼酎などを混ぜ、梅と数種類のハーブを漬け混んで造られた梅酒で 、名前にパリ、ロンドン、ホンコン、バルセロナ、ヴェネツィアと海外の都市の名前をつけ、一つにtete「テテ」と名付けて販売した高級志向の香り高い梅酒です。
文字では上手く表現できないのですが、5種類とも贅沢なまでの個性と特徴を持ち、香りと複雑な味わいは私の様な素人でもわかる程、上品でまさに飲むスイーツの様な感覚におちいります。
ですがあくまで梅酒、しっかり梅酒である存在感と余韻と共に絶妙なバランスを感じます。
タイトル通り現在在庫が確認できたのはヴェネツィアのみでした。
こちらもシンプルなデザインながらも高級感があり、贈り物はもちろん女性へもおすすめできる一本ですが、希少な品の為、在庫は要確認が必要です。
ポールジロースパークリンググレープジュース
最後におススメするのは、その名の通りノンアルコールのスパークリングです。
実はこのポールジローはブランデーとしては最高峰とされているコニャックの生産者。
ジロー家は400年前から代々農業を営み、1800年代の後半からコニャックの生産を始め、現在に至るまで高品質なコニャックを生み出し続けています。
コニャックは、ワインと同じくブドウから作られる農産物の一種で、画一化、量産化されたコニャックではなく、伝統的な製法を頑なに守り続けているジロー氏でなければ作れないコニャックが、ここにあり、華やかで気品のある香り、そして複雑に折り重なる味わいのコニャック。
そのコニャックに使われるブドウ品種ユニ・ブラン種をそのまま搾って造る 無添加のスパークリング・グレープ・ジュース。 もちろんアルコールは0%。
男女年齢問わず楽しめるこだわりの一本です。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 残念ながら希少で入手困難なものもありますが、お祝い事や特別な日だからこそ手に入れたいというのと、最高峰と称されているものだからこそ、実際に味わって頂きたいという想いも込めておすすめとしてご紹介しました。
希少ながらも¥4000〜35000と手頃です。
もし出会うような事がありましたら是非お試しして頂きたいと思います。
ではまた、
ありがとうございました。