雨の日だからこそ楽しみたい6月のおすすめカクテル
いよいよ本格的に梅雨の季節になった6月は何かと厄介な雨と少し気分も落ちてしまいそうなジメジメとした日が続きますよね。
今回はそんな気分も落ち着くような、雨の日に楽しみたい、おすすめカクテルをご紹介します。
2つの意味がある「ブルームーン」
淡い紫色がアジサイを思い浮かべるような綺麗なカクテルのブルームーンはジンをベースにパルフェ・タムール(ヴァイオレットリキュール)という甘いスミレの香りのリキュールを使用した香りも良く程よい酸味でさっぱりとしたショートカクテルです。
パルフェ・タムール(ヴァイオレットリキュール)とは?
パルフェ・タムール (Parfait Amour) とは、フランスを起源とするリキュールのひとつ。
地中海沿岸で採れる柑橘系果実をベースに、ニオイスミレ (スイート・ヴァイオレット) やバラ、アーモンド、バニラなどで香り付けされている。その中でもニオイスミレは、他のスミレからはその独特の香りを出すことは出来ないとされ、特筆される。
色は紫、もしくは青色で、その紫色から日本ではヴァイオレット・リキュールとも呼ばれる。また、クレーム・ド・ヴァイオレットとも呼称されることがある。アルコール度数は24~25度、エキス分は28.7~43.7%。
出典-ウィキペディア
※上記は一部のご紹介です。 メーカーによって個性の違うパルフェタムールがいくつかあります。
スタンダードのカクテルとして存在していながら誰が考案したか、またその経緯や歴史もわからないブルームーンには2つの意味があります。
1つはフランス語で「完全なる愛」を意味するパルフェタムールを使用しているため、幸福な意味合いがあります。
2つ目は青い月がまれに見れる満月の現象から「叶わぬ恋」、「断り、受け入れられない」という少し切ない意味合いがあります。
カクテルの意味を知ると、いつ楽しめばと少し考えてしまいそうですが、純粋に味わいとして、またアジサイのような色合いとスミレの甘い複雑な香り、レモンの効いたさっぱりとしたカクテルとして気軽にシーンを選ばず楽しめればと思います。
レシピ
材料を全てシェイカーに入れ、氷を入れてシェイク。
カクテルグラスに注ぐ。
月の形にカットしたレモンの皮を添えても…。
雨に唄えば…澄んだ青いカクテル「レイニーブルー」
「雨の日の憂鬱」という意味で作られたレイニーブルーはバーテンダーの技能大会で日本一になったカクテルです。
憂鬱とは裏腹にバナナのリキュールの甘さとライムのアクセントが口当たりを良くし、そんな憂鬱を吹き飛ばすような味わいがあります。
レシピ
材料を全てシェイカーに入れ、氷を入れてシェイクする。
カクテルグラスに注ぐ。
澄んだ青い色とバナナのほのかに甘い香りが印象的なカクテルです。
まとめ
梅雨の時期は何かと気分が落ちてしまいそうな雨の季節。
それをあえて季節感として雨の音を聞きながら梅雨明けまでをゆっくりと楽しみたいカクテルのご紹介でした。
またご参考になればと思います。
ではまた、
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。