すかいそうブログ

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このブログでは主にお酒に関わるネタや関連記事を書いており、いちいちオシャレと言われたい一つのアイテムとして楽しみ方を模索しています。

ワインとチーズの相性とは?おすすめの選び方

ワインを飲む時、なんとなくチーズを食べたくなる衝動ってありますよね。

ただチーズ、ワイン共に相性があり、なんとなく合わせただけだと違和感がある事も…せっかく美味しいワイン、相性の良い組み合わせで楽しむ為に今回おすすめのチーズと合うワインを一例としてご紹介します。

チーズとは?大きく分けて2種類あるプロセス、ナチュラルチーズの違い。

チーズとは乳酸菌で発酵させたり、酵素で固めたミルクから水分をぬいてできるものですが、そのチーズはプロセスチーズとナチュラルチーズの2種類に大きく分けられます。

ナチュラルチーズ

新鮮なミルクから作られ、チーズが作られる土地の風土や食文化に合わせて7タイプと多様にあります。

プロセスチーズ

ナチュラルチーズをもとに加工されたもの。 アメリカンチーズや加工チーズともいわれ比較的万人受けしやすいチーズです。

一般的な7タイプのナチュラルチーズと合わせたいワイン

フレッシュチーズ

固めたミルクから水分を抜いて作られ、熟成させない為。クセもほとんどなく口当たりがソフトであっさりと爽やかな酸味と甘みが特徴です。

モッツアレラチーズやマスカルポーネ、リコッタなど。

  • ワインとの相性

爽やかな分、コクや塩分が控えめなフレッシュチーズはカプレーゼなどの料理やフルーツと合わせたり、パンにのせても。 さっぱりとしたチーズなので、味を引き立てるフルーティなものや若いフレッシュで果実味のある白やスパークリングワインと一緒に合わせるのがおすすめです。

白カビチーズ*

名前の通り表面が白カビで覆われていて牛乳製のものが多く熟成は1、2ヶ月ほど。 生クリームを加えて濃厚にしたものもありクリーミーでマイルド、やわらかでなめらかなのが特徴のチーズ。

*カマンベールチーズ、ブリなど。

  • ワインとの相性

クリーミーな白カビにはフルーティーな赤ワインがおすすめですが、熟成、生クリームを加えた濃厚なものはしっかりとしたボディ、メルロー種などの赤ワインの方が相性は良いです。 また辛口の白でも。 馴染みも多いカマンベールなどはリンゴの発泡性のお酒、シードルも組み合わせとして相性が良いです。

青カビチーズ

好き嫌いが分かれやすいタイプの青カビチーズはブルーチーズと呼ばれシャープながら塩分が強く全体に広がる青カビ特有の香りとクセが特徴。

ゴルゴンゾーラロックフォールなど。

  • ワインとの相性

塩気が強く、個性的な香りと力強い味わいのブルーチーズ、ワインも負けないくらいしっかりとしたフルボディの赤は定番の組み合わせですが、実はブルーチーズはハチミツやメープルとも相性が良いので赤、白の甘口のワインも相性が良いものもあります。

ウォッシュチーズ

表面を塩水などで洗うことで熟成をおこなう為、ウォッシュと呼び、しっとりとしたタイプから乾いたものなどがあり、独特で個性的なクセがある風味が多いのもウォッシュチーズですが、ミルクのコクがマイルドで食べやすいのも特徴。

*アフィデリス、モンドール、マンステールなど。

  • ワインとの相性

熟成や表面を洗うものでいろいろな合わせ方があるウォッシュチーズですが、クリーミーでコクがあるものはしっかりとしたボディの赤ワイン。チーズと同じ産地で作られた白ワインを選ぶのも組み合わせとしては好相性です。

シェーブルチーズ

山羊のミルクからつくられるシェーブルは独特なさっぱりとした酸味と溶けるような食感が特徴で、熟成させるほどコクが増し、味わい深いのが特徴ですが、日本ではなかなか馴染みが少ないチーズ。 乾燥を防ぐ為、木炭粉わまぶしたり、栗の葉に包まれているものがあります。

*バノン、クロタン・ド・シャヴィニヨルなど。

  • ワインとの相性

フレッシュでほどよく酸味のあるものは同じくフレッシュな辛口の白ワイン、熟成が進むことで複雑な味わい、風味があるものはライト、ミディアムボディの赤ワインが合います。

セミハードチーズ*

牛乳や、羊乳を原料に、工程の中で加熱をせず圧搾して作られたチーズ。 しっとりとした食感とまろやかなコクでクセが少なく、ミルクの風味が特徴でピッツァやパスタと料理にも使われるチーズ。

*ゴーダ、チェダー、ペコリーノなど。

  • ワインとの相性

広く組み合わせの方法があるセミハードはフレッシュチーズ同様、料理にも使われる事が多い為、辛口の白ワインからミディアムからフルボディの赤ワインと楽しみ方が多く、その相性も色々ありますので産地を合わせて味わうのがおすすめです。

ハードチーズ

保存食としても歴史の長いハードチーズは53℃以上の熱を加えながら圧搾して作られ、セミハードよりも熟成が長く数ヶ月〜1年以上。 山間地で保存食として発達したので山チーズとも呼ばれるハードチーズはうまみやコクがあるのが特徴です。

パルミジャーノ、コンテ、ミモレットなど。

  • ワインとの相性

ハードもセミハード同様で料理にも広く使われ、辛口の白ワインやチーズをそのまましっかりとしたボディの赤ワインと合わせるがおすすめです。

まとめ

今回、ご紹介したのはチーズの基本的な部分の一例なので、更なる種類と相性、楽しみ方、また好みも様々あります。

最高の組み合わせを見つける少しでもご参考になればと思います。

ではまた、

ありがとうございました。