すかいそうブログ

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このブログでは主にお酒に関わるネタや関連記事を書いており、いちいちオシャレと言われたい一つのアイテムとして楽しみ方を模索しています。

ウィスキーにも重要⁈【シェリー酒】とは?

メーカーもシェリー酒もウィスキーも飲み手も皆んなwin-winで!

今回はちょっと前に一部の間でブーム?になっていたのかもしれないシェリー酒をご紹介します。

タイトルの通りシェリー酒のご紹介ではありますが、実はそこにはウィスキーとの接点と飲み手が一度に二度、美味しいという話です。

シェリー酒とは?

スペインバルやbarなどで食前酒や食後酒として飲まれることが多いシェリー酒とはスペイン南部のアンダルシア州にあるヘレスという町を中心にした限定地域で製造される白ワイン。

3種類の白ブドウを原料として発酵させ、ブランデーを加えるところに特徴があり、ポルトガルのポート酒やマデイラ酒と並ぶ世界3大酒精強化ワインの一つとされています。

実はそのシェリー酒の種類は辛口から極甘口までいろいろ種類があるのですが、ざっくり代表格を、メイン2種類にわけると…

フィノ

色が淡く、口当たりが軽やか。辛口でアルコール度数15度程度

オロロソ

色が濃く、骨格がしっかりしている。アルコール度数は17度程度

というのが代表的な分類です。

楽しみ方は、ワインのようにストレートで飲むのが一般的ですが、もちろんカクテルのベースとしても使われ、トニックウォーターなどの炭酸類で割ってみるとスッキリとしていて飲みやすくなります。

ウィスキーにも重要なシェリー酒

このシェリー酒は製造工程で樽熟成をおこなうのですが、その後の空き樽はシェリー樽で熟成させるウィスキーの熟成樽に使用されます。 この辺の話は私より詳しい方が沢山いらっしゃるので、ここでは簡単に説明しますと…ウィスキーも樽熟成を行い、その種類は生産地や種類によって変わりますがその中で、日本のウィスキーにも使用されていて、更に世界中にファンが多いスコッチモルトウイスキーにもこのシェリー樽が使われているものが数多くあります。

特に有名なのがマッカランでしょうか…スコッチモルトウィスキー界のロールスロイスと呼ばれる華やかなウィスキーです。

バランスが崩れている⁈

やはり気になるのはそのウィスキーファンの需要とシェリー樽の供給のバランスになってくるのですが、当然良質なシェリー酒が消費されないとウイスキーの需要と供給にも影響が生じ、シェリー樽を使いたい製造元が増えればそのバランスが崩れてしまい、良質なウィスキーの製造も生産も追いつかずどちらも高騰してしまう事になり、手の届きにくい嗜好品になってしまう可能性があるという事です。

熟成年数を要するウィスキーは今、すぐに樽が増えたところで現状が変わる訳ではありませんが、今後を見据えた形で考えれば今からでも対策をと何の関係者でもない私は思うんです…(偉そうにすみません)

ただ事実そういう事態が起きてる?様な話を最近耳にしたので、少し触れてみたのですが…

ここで一つ私なりに疑問があったんです。

シェリー酒…ブームにしてはいけないか?

ということです。

ここからはあくまで個人的な見解ですのでご理解頂ければと思うのと実はもう取り組まれてる可能性があるので、あくまで個人的な意見で、お話させて頂きます。

今までお酒のブームはどの時代にもあり、焼酎ブームやワインブーム、先程もあげたウィスキーに至ってはハイボールが流行り過ぎて追いつかなくなる所もあったそうで…じゃあ火付け役はどうあれ、今度は全面的にシェリー酒ブームがあってもいいのでは?と思ったのです。

その思考により、飲み方はストレートに限らず入り口としてカクテルなどの販売促進や活動を増やす。

その楽しみやすさから居酒屋さんや家飲み用の缶やボトルの販売が流行る。

興味がでてストレートで飲みたくてスペインバルやbar、レストランで楽しむ人が増える。

その樽で作られたウィスキーに興味が湧く。

ウィスキーもシェリー酒も知れて飲み手のステータスが上がれば、生産者やメーカー、販売する店舗や飲食店も需要が増える。

よってwin-win!!

と、簡単な話では無いですし、私が一人でワーワー言ったところで何も変わりませんが、もしかしたらもうすぐそこにそのブームきてるのでは??という予想と一人でも興味がある方が増えたら良いなというお話でした。

興味がある方、良かったら先取りブームしませんか?(笑)

ネタとしてご参考になればと思います。

ではまた、

最後まで読んで頂き

ありがとうございました。